次世代の医療介護市場向けスイーツ開発

訪問看護事業所で、血糖値対策和菓子の実証実験

兵庫県「ポストコロナ社会の具体化に向けた補助事業」として実施

 日本古来の技術を応用したフードテック・株式会社Sydecas(兵庫県高砂市、代表取締役:寄玉昌宏、以下「当社」)は、開発中の「次世代の低糖質和菓子」の試食・血糖値測定実証実験を、2月中旬に実施します。総合福祉看護事業を展開する株式会社デイサービスセンターうららか(同加古川市、代表取締役:住所和彦、以下「うららか」)の看護師に協力いただき食後の血糖値を測定します。

 本取組は、兵庫県の「ポストコロナ社会の具体化に向けた補助事業」の採択事業として実施されます。

■背景

 現在国内には、約2000万人の糖尿病患者とその予備軍の方がいると推計されてます。コロナ禍で、QOL(生活の質)に対する「食」のウェイトが増す中、当社では、味・低糖質・低カロリーに配慮した糖尿病患者・予備軍・高齢者向けの次世代スイーツの開発を進めています。現場でユーザーや専門家を交えた実証実験を通し、現場ニーズに寄り添った世界唯一の製品群の開発を目指します。

 

■実証実験概要

 グルコマンナンを含んだ植物性結着ペースト「NinjaPaste」を活用し、おはぎ、みたらしだんご、ゆべしの3種類を試作。レシピの作成は管理栄養士の嬉野純子氏に担当いただきました。

 本実証実験では、うららかの看護師が、通常の和菓子とNinjaPaste含有の和菓子を試食し、食感の評価や食後血糖値の測定を行います。

 

 【実験方法】

  感染拡大防止策に配慮しつつ、事業所での試食会を実施します。  

    実験日時 : 2021年2月16日(火) 18:00 ~ 19:00

    実験場所 : 訪問看護ステーション「うららか」(兵庫県加古川市尾上町長田517-41)

 

 

■株式会社Sydecasについて

 当社では、植物性同化結着ペースト「NinjaPaste」を用いた次世代食品「NinjaFoods」を開発する日本発のフードテックスタートアップ。NinjaPaste事業は、大阪市アクセラレーションプログラム(OSAP)や、兵庫県「ポストコロナ・スタートアップ支援事業(拡充版クリエイティブ起業創出事業)」に採択されており、各方面から注目いただいています。

 


当社のNinjaPasteを活用した<医療介護市場向けスイーツの開発>が、兵庫県の「ポストコロナ社会の具体化に向けた調査検討費補助事業」に採択されました(2020年10月2日発表 >兵庫県ビジョン課公式サイト)。